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子供向けおすすめセレクション

Published at December 5, 2017 11:17 p.m.

もひかんずあどべんとかれんだー 8日目だーよー(適当)

夫婦ともに本好きなもので、子供らもすくすくと本が大好き(なオタク)に育っております。環境って大事よねというお話。
とうとう技術なんも関係ない話になってしまったよ……ごめん……。

三匹を本好きに、特に長男をこの道に引きずり込んだ過程をざっくりまとめます。

うちの三匹

2017年12月現在、長男(小4)、次男(小1)、三男(年長)のお子様たちです。

今まで読んだ中で一番好きな本をききました。

  • 長男:フォーチュン・クエスト
  • 次男:ちいさなスプーンおばさん
  • 三男:エルマーとりゅう

うちの環境

子供用本棚は、幅は肩幅、高さは腰高くらい。
大人用本棚は以前はリビング壁一面に天井から足元まであっても溢れていました。今は家中にあふれています。

絵本や児童書が潤沢においてあるような本屋は無いですが、図書館は前の家から歩いて5分くらいのところにありました。今でも歩いて10分です。

本好きに育てたいなら近場に図書館は必須。ほんともう必須。自分たちで買っているとあっという間に破産します。

質より量が大事なのです。(理由は最後に)

タイプ別おすすめ本

0~2歳

この時期は、おはなしもあまり理解できないです。特に0歳前半は目がよく見えないので文字を読むどころか絵もみえません。

なのでこの年令向けの本は、話の筋とかはほぼなく、読み聞かせ前提にできています。また、なんでも口に突っ込むので、それ前提にできています(というか、それ前提に作ってある本が良本です。)

色味がはっきりしていて、音の響きが面白いものだと反応がよいです。個人的おすすめはこのあたり。

3~5歳

このへんになると、物語として起承転結のある本を好む傾向があります。「物語」に興味がない子は好きなものの図鑑を渡すと、ずっと眺めてたりします。

物語は好みがあるので、好きなものを好きなように読むのが一番です。家においておく図鑑、特に最初に買う図鑑の場合は、絵で選びましょう。本人が読んでて楽しそうなのが一番です。

細かい文字でびっちり書かれているような図鑑だと、気後れしてしまって本棚の肥やしになることがあります。最初の図鑑は文字がおおきくひらがなで書かれていると、その後文字を覚える動機になってくれたりします。

(家で最初に子供らが興味を示した図鑑は戦隊モノの図鑑……)

好きな本を読むのが一番ですが、おすすめはこのあたり

文字は読めるけど絵本がいい

読む本は、子供本人に出来るだけ選ばせてあげましょう。上でざっくりわけましたし、絵本にはN歳向けみたいなのが書かれていたりしますが、気にしないであげてください。

そして大人も気にしてはいけません。年長さんなのにとかもう小学校なのに絵本なんて……なんてことはありません。その子の好みや個性です。気にしない!気に病まない!

というわけで、文字は読めるんだけど絵本が良い子向けにはこの辺推します。ちょっと長めだったり文字が小さかったりする絵本。

(ちょっと男の子向けチョイスな気がする……すまん女の子の好きそうな本知らないんだ……)

絵は多めだけど文字のご本好き

絵本は読みでがないけど、文字だけの本じゃすぐにつかれちゃう。という子にはこのあたりがおすすめ。

(息子らがこのレベルになった時、私はアレもこれもとプッシュしすぎて嫌がられました。くすん。)

なんでも自分で読めるぜ!

挿絵がなくても大丈夫!もうルビがふってあれば漢字だって読んでやるぜ!
な将来(オタクとして)有望な子は、

好きな本を読み漁るがいい! だけど私はこれをおすすめするよ!!

とアドバイスするのが↓あたり。(長男は全然アドバイス聞いてくれないです)

さらにもっと読みたい!!!な子(高学年以降)には

  • 青い鳥文庫
  • YA!ENTERTAINMENT
  • 電撃文庫(←
  • 富士見ファンタジア文庫(←←
  • 女の子ならティーンズハート(ホワイトハートには手を出さないほうが良いよ…。)
  • ミステリ好きなら創元社推理文庫
  • SF好きならハヤカワSF文庫

あたりから気になったタイトル読めばいいんじゃないかな。他のみたいにタイトル推ししてったらキリがないからやめとくよ!

もうね、この辺網羅してたらいい感じな立派なオタクに育つよ☆

(ちなみにうちの長男今電撃文庫あたり\(^o^)/)

本を好きにさせるには

本を好きにさせるには、親が本を楽しむ姿を見せることと、とにかくジャンル問わずたくさんの本に触れさせることです。

一般ご家庭でそれだけの量の本を揃えることは難しいです(漫画とか大人向けならともかく。児童書薄くて高いし)。

基本は図書館で好きに本を探させて、何冊でも借りて帰り、気に入って何度も借りてくるようなら家の本として購入が良い流れかと。
(0、1、2歳向けは本を食べたり舐めたりしてしまうので、自宅用を購入したほうが良いと思います…。大人が気にいった本を何冊か、おもちゃ代わりに買ってみましょう)

なぜなぜ期(なんでもなんでなんで?きいてくる時期。かわいいけど超面倒)に入ったら、答えに困ることを聞かれたらこう言ってみましょう。

「ふむ。良い質問だ。気になるなら自分で調べてみよう。図書館に行ってみよう」

なんでなんで攻撃をそらし、自主学習の方法を学ばせる良いチャンスですよー。最初だけ図鑑の置き場所や探し方を教えて、借りて帰って家で読ませてみましょう。次からなんでなんで聞かれたら、「図鑑読め」の5文字で終わります(ひどーい

もう少し大きくなって、一人で図書館行けるようになったら、図書館員さんのリファレンスを体験させると、読書の幅がさらに広がるかもしれません。
(大人も読みたい本が見つからないときは、リファレンス受けるといいと思います。喜んで探してくれますよー(多分))

だいじなこと

最後になりましたが、一番大事なことがあります。

それは、「本は読みたいものを読めばいい。なんなら読まなくたっていい」です。

読まない子は本当に読まないです。無理に読ませようとしないでいいです。読まないでも死にはしません。
本は楽しむものであることだけ、大人も子供も忘れないようにしてください。

それでは、レッツエンジョイオタクライフ!

  • クレヨン王国とかの児童文学とても良いので大人になってからもたまに読み返してます。
    簡潔で必要十分の情報を伝える名文章が揃ってる。

  • 同感です。
    自分にとっては山中恒の読み物ですね。
    心情を描写するのに身体的表現をうまく使ってるので、今でも勉強になります。

  • クレヨン王国よいですよね。
    現状入手しやすいのが青い鳥文庫(絵が…絵が……)

    だれも知らない小さな国 とかも入れたい… 勾玉シリーズとか、ヨースタインゴルデルとか、ううううう。

  • おしいれのぼうけん大好きでした
    自分が小学生のときはズッコケシリーズをよく読んでましたが、最近はあまり人気がないんですかね(完結してだいぶ経ちますが

  • 私もズッコケよく読んでいましたー!
    が、図書館には一応常備されているものの、うちの子供らの反応を見るといまいちでした。
    やはり、現代っ子たちにはちょっと合わないんですかね……。

    少ないサンプルですが、シリーズ物は今はゾロリ一強な印象です。

  • おしいれの冒険は結構こわいけどおもしろかったなあ

    ズッコケとかいけつゾロリは世代だ

  • >udgwさん
    ちょうど次男が「ぼくがぼくであること」読みおわったところで、
    すごくおもしろかったーっと言っていましたよー。

    児童文学って名文が多いですよね。

  • 「むしのほん」と「不幸な子供」をそっと紹介しておきます_(. . )

  • モモ、はてしない物語、ナルニア国物語、指輪物語(ホビットの冒険だけだったかも)は小学生の頃読んだなー。
    母親の所持品だった気がする。

  • ハリーポッター、ダレンシャン、デルトラクエストは愛読書だったなあ

    デモナータっていうダレンシャン作者の作品もあるんだけど、あれはいまいち人気がでなかった

  • (言えない……おしいれのぼうけんは子供たちが大好きなのと良本だって知ってるだけで自分は読んでないって言えない……www)

    >yun23さん
    またそんなトラウマ製造本をwww

    >gkondoさん
    私も母の蔵書でそのあたり小さいころ読みましたー。
    (そして大人になってから子供用に買いなおすという)

    >inductorさん
    ポッター・ダレン・デルトラの頃にはもうだいぶ大人だったからなぁ。。。
    小さいころに読みたかった……。