カレー漫談
序文
今日はカレーの話をほんの少し。
カレーについて語る上で欠かせないのは、やはりそれぞれの舌が記憶している家庭の味だろう。
カレーはその懐の深さ故に星の数ほどのハウスアレンジがあり、諸兄も懐かしさと共に食卓に並ぶカレーの味を思い浮かべることができると思う。
また一人暮らしをしている諸兄はいかがだろうか。自炊料理の中でも代表格と言っていいほどポピュラーなカレーは、
10人いれば10人ともが、マイフェイバリッドと言えるカレーの作り方を持っているはずだ。
そうだ。カレーをおいしく作る。コレはもはや我々の魂の奥深く、遺伝子に刻まれた業と言っても過言では無いのだ!
時には洋風レストランのように濃厚に、
時には夏野菜を絡めてさっぱりと、
時にはホタテやイカのだしでコクをだし、
また時にはチーズをたっぷり入れてまろやかに!
ある時はカレーを作って月末を耐え忍び、
ある時はカレーを作って自分へのご褒美にし、
ある時はカレーを作って愛する人をもてなし、もてなされ、
そうやって人生に寄り添うように存在する、カレー。
諸兄も記憶にあるだろうか。
シチューをつくろうと頑張っていたらいつの間にかカレーになっていたことが。
どうしてもテストの回答が浮かばず、答案用紙の裏をカレーの作り方で埋めたことが。
カレーとは、過去も、現在も、そして将来も我々に寄り添う友なのだ。
人は、良き友人ほど仲間に紹介したくなる傾向がある。
同じようにカレーのレシピも様々な人によって共有されて来た。なぜか。それは、レシピをちゃんと読む人間が作るカレーはおいしいからだ。
「おいしいカレーの作り方」。タイトル詐欺になりようがない。なぜなら、カレーは須らく美味しいものだからだ。
稀に、カレーすらまずく作り上げる魔界のシェフのような御仁もいるやもしれないが、そういう手合いはレシピなど読まない。
故に、心配しないで欲しい。レシピが悪いのではない。レシピ通りにしないのが悪いのだ。
世の中に公開されているカレーのレシピは、諸兄がこれから公開するかもしれない未来のレシピたちも、全て、ちゃんとおいしいのだ。
最後に、誇らしき人生の友人、我が家で一番美味しいカレーのレシピを紹介したいと思う。
まず、ボンカレーを湯煎してご飯にかけて、感謝と共にいただきます。
ご清聴ありがとうございました。
ついでなんで、大好きなチキンカレーの作り方を置いておきますね。
おいしいチキンカレーの作り方。
材料
- 鶏もも肉 (4枚)
- たまねぎ (2個)
- にんにく (3、4個をすりおろし)
- SBカレー粉 (小さい缶半分くらい)
- トマトジュース (小さい紙の1本)
- 牛乳(500mlくらい)
- アジノモトの鶏がらスープ
- 胡椒
- スライスチーズ (8-10枚)
調理方法
- もも肉を炒めて表面の色が変わったら、たまねぎを入れて炒める。
- たまねぎがしんなりしたら、にんにくとカレー粉を入れ炒める。
- にんにくに火が通ったら、トマトジュースと牛乳を入れる。
- 沸騰させないように温め、鶏がらスープと胡椒で味を調える。
- チーズを入れて、かき混ぜながら溶かしたら、完成。
わりと汁っぽいですが、大丈夫です。完成してます。
ご飯はカレーと別盛りにした方が雰囲気でます。
つけあわせ
-
サラダは、さっぱりしたものと合うかも。
- コールスロー
- イタリアンドレッシング系 (サーモン or ベーコン)
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ぽってり系サラダで合いそうなもの。味はさっぱり目に。
- ポテトサラダ
- マカロニサラダ
あとがき
お気づきかもしれないですが、この文章はmohikanz advent calendarの12月4日分として書かれています。
昨日の記事はこちらです。情報収集、大事ですよね。
大事件などなければ12月中順次公開されていくと思いますのでmohikanzを宜しくお願いします。
以上、hidetoshing でした。
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